2018-11-11

人生縛りプレイが頓挫したよの報告

このにれんきゅーのあいだ
炎天下のなか
にくたいろーどーを強いられていました。

11月の気温じゃなくない？
また日焼けして
悲しみのみさきです。

人生縛りプレイとして始めた

『飲み物だけ生活』

意気揚々と買い漁った
野菜生活も半分以上をのこし、
みさきは諦めるという選択を
とりました。

11月2日から10日の夜まで
計8日と2食のあいだ
飲み物だけをとりました。

なぜこんなことをしたかというと
楽しいから。
なぜやめたかというと
ご飯食べる方が楽しいから。

以上。

そんなみさきはいま、
とんかつやさんで
ごますっております。
かつくいたいすぎる。

〜食後〜

8日間
飲み物だけをとると
胃袋がまあ小さくなりました。

苦しみながら
とんかつやさんを
あとにしました。

これは、痩せる効果は
多少なりともありますね。

でももっと健康的な
ダイエットってあるはずだから
オススメはしません。

明日からは隔日で
飲み物のみ生活
やろうかしら。

おやすみ。

2018-11-11

秋だから童謡「たき火」聞いてみた

こんにちは、
好きなシャーペンの芯はuni
元Ain使いのみさきです。

秋っぽいことしたいなと飽きっぽいみさきは考えています。
秋って一番好き。だって涼しくて、赤くて、涼しくて。

読書の秋とか、スポーツの秋とか、味覚の秋とか
いろいろと言われているみたいだけど、

あきくん、
それはいつでもできるよね。

秋ってなにがあるのって聞かれたらなんて答えよう。
わからなくなっちゃったみさきは、秋の勉強を始めました。

手始めに
童謡の「たき火」を聞いてみました。
やっぱり、私のような天使は童謡のひとつやふたつ
カラオケで歌えるようにしておかないとね。

ところで今どきのJKはかえるのうた輪唱しがちなんだよね。
授業中も、通学中も、
あれはあれでいいけどやっぱ時代は移り変わるものだし、
自分自身で新たな道を切り開いていくのも大切かなって思うの。

だから「たき火」に目を付けました。
みさきって、先見の明ありがちかも。

まあそれはさておき、
「たき火」ってすごくロマンチックな曲ですね。
感動して、いっぱい泣いちゃったな。

ありきたりな、世界観の
ありきたりじゃない恋をうたっているんだなって
みさきは感じました。

ということで、みさきの解釈をご覧ください。

「たき火」

かきねのかきねの　まがりかど

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
～　プロローグ　～

高校生の朝は早いんだよね、それなのにママ、どうして起こしてくれないかなぁ。
目覚まし時計が遠くで鳴り響くなか、私は必死に頭を動かしていた。いま自分が置かれている状況は非常に単純で、すべきことも明確で、それなのに私はいまの自分に満足している。視線は彷徨い、ときに闇に飲まれ、それでも私は姿勢を変えないでいる。固い決心を持っていた。
私がこうして張り巡らせていた非常に緻密で精巧な思考回路は、ママによって一瞬で断ち切られた。あーもう。それはいいんだけどママ、いつもギリギリに起こしてくれるのはどうして？私の目覚まし時計とママの間には、どうやら微妙な時差があるみたい。起こしてくれただけありがたい、ママへの感謝の意は目を覚ますという行為で示しておいた。
すぐに支度を済ませたら、食卓に用意されていたパンを片手に、私は２度折った制服のスカートの裾を翻しながら飛び出した。

空気が冷えてきた11月のある朝だった。

Ⅰ　こんな出会いなんて私に起こるはずがなかったのに

パンを持ってきたのはいいけれど、走りながらじゃ食べられないよね。だいたい私の家族にパン食なんていないじゃない、どうして今日に限って。ママ笑ってたし。
ようやく惚けた脳が働き始めたころ、私ははやる気持ちを抑えてコンビニに立ち寄った。こんな時はウイダーがいい。銀色のパッケージを手にした私は再び走り出した。ナナコをタッチし、足りない分は小銭で支払った後のこと。

それからどれくらい走っただろう、駆け抜けたのはいつもの通学路なのに、見ている景色はとてもゆっくりうごいていて、木々はやさしく揺らぎ、通学中の生徒たちものんびりしていて、なんだか住んでいる世界が違うみたい。並行して存在するふたつの世界でわたしは、何を思えばよいのか。小さかった違和感がだんだんと大きくなってきて、一度気になってしまったが最後、私を支配していく。

そのときだった。強い衝撃が私を襲った。
一瞬の出来事だったはずだけど、やっぱり世界はスローモーションだったみたいで、私は私の身に起こった事態を冷静に把握できた。並行世界なんて私の妄想にすぎないじゃない。

「ごめんなさい。」

男の子の声がした。謝らないで、悪いのは私の方だから。垣根が続く小道の曲がり角、そんなところで突然立ち止まったのだから悪いのは私の方だ。当たり前じゃん。遠くで何かが聞こえた気がしたのだ。

「ごめんなさい私が、あっ。」

振り返ると、３つ仲良く転がっていた。パンと通学鞄と寝癖のついた彼。
真っ赤な絨毯の上でパンと鞄と彼と私。
ゆったりとした時間が流れている。
いつもは落ち着いた雰囲気の彼も、今は少しだけ緊張の面持ちが見受けられる。
いつもと違うのは二人の距離で、何もなかったはずの二人は突然の出来事によって近づいた。ありえないくらい近づいちゃったから、足はすくんで立ち上がれないし、呼吸もいつもみたいにできないし、言葉もなにひとつ出てこない。

そう。

ここは、運命の曲がり角。

二人の頬が紅く染まる、赤と黄色の感情が舞っている。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

たきびだ　たきびだ　おちばたき

後半へ続く☆