みさきのらくがき帳

ここはみさきさまの脳内だ

【よき】 みさきがJK語の使い方教えるよ #1

こんにちは
ホッチキスの針つめ替えたがる
天使的存在のみさきです。




突然ですが、
この格言をご存知でしょうか。



「人は流行りについていけなくなったとき、老害になる。」



知る由もないだろう、さっきわたしが考えた。


どんな時代においても、流行は激しく移り変わるもの。
そして流行の最先端にいるのは、いつも若者たちなのだ。
次代を担う彼らの足手まといになりたくないのなら、
彼らのことをよく知っておく必要があるだろう。

そのためには、彼らとコミュニケーションを取らねばならない。
ってことにしておく。


そして、彼らが操る若者言葉


「JK語」


これを駆使しない限り、
彼らとの真のコミュニケーションは成り立たない。


そこでわたしが
一肌脱ぐことにした。
JK語のすべてを、JK語のプロが解説する。




今回紹介するのは、


「よき/良き」



良いことだ・良いね、と言いたいときに使えばよい。

↑の文章も「良いことだ、と言いたいときに使えばよき。」と変換できる。

簡単だよ、おわり。
(派生として、よきよきとかもあるとかなんとか)



みんながJKだったら、これで終わりなんだが
頭が凝り固まったNOTJKはここで疑問に思う。


「良きって古文から来てるよね、
その場合良しはク活用の形容詞で
良きは連体形だから体現が続いてくるはずなのに…」


なんて考えてしまうものもいるだろう。


だが、これはJK語なのだ。

JK語なのだ。

JK語に文法もへったくれもねーんだ。



大人になると、素直に受け入れる心を
失ってしまう人が多いよね。


でも思い出してごらん、
あのころの無我夢中に一生懸命だった自分を。
夢と希望にあふれていた世界を。

正しいと信じて突き進む
それがJK語を学ぶ上で一番大切な心なんだよ。



基本的に、

「○○は、よき。」 「△△ってめっちゃよきですわ。」

という風に形容詞か名詞として文末に使っておくのが無難だ。
良いの代わりに使おう。

まずは、基本を押さえて
アレンジは慣れてからにしておこう。
あまり攻めすぎると、いたいおじ(おば)さんと言われかねない。




それでは最後に、
会社で使ってみようのコーナーいきますよー。


今日のシーンは、こちら。

『中小企業とはいえ、入社7年目にしてようやく後輩ができた松本さんは新入社員のみさきちゃんの教育係に抜擢された。
研修の一環として、松本さんがみさきちゃんに出した課題は思いのほかよくできていた。
松本さん、ここはしっかりとみさきちゃんを褒めることでお互いの関係を一歩深めましょう。』


≪失敗例≫

「あ、あの、えっと、課題がお、終わりましたので、か、かく、
  確認していただいてもよろしいでしょうk…。

「お、お疲れさま。どれどれ~?うん、非常によき出来だね。
  よきかな、よきかな。」

え、はあ。



はい、これだと完全にオクサレ様ってツイッターに書かれますよ。
なんですか?松本さんはこのあと苦団子でも渡すのですか。
もう一度、使い方を思い出してやってみましょう。


≪成功例≫

「松本さん、課題が終わりましたので、
  ご確認いただけないでしょうか。」

「わかったよ。」

「課題確認したけど、ばっちりだったよ。
  まとめ方も丁寧でめっちゃよき。」

「ありがとうございます。
  松本さんにそう言ってもらえると、なんだか自信になります。」



すごく、スムーズな会話になっていますね。
さりげないJK語のしのばせ方もgood☆
さきちゃんがこれからますます成長していく
姿が想像できますね。








はっ、
なんだいまのコーナーは。
ただ単にみさきちゃんのコミュ症治ってただけやんけ。

しかも明らかによきが浮いてるやんけ。




ここで一句


JK語

さかなよりかは

にくがすき





またな。

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